玄関のリフォームをするメリットは何ですか?
玄関のリフォームは、住まいの印象を大きく変えるだけでなく、断熱性やセキュリティの向上にもつながります。効率的なエネルギー使用により光熱費の削減が期待できるほか、安全性が高まることで家族全員が安心して生活できるようになります。
「すきま風がある」「笛を吹いたような音がする」など、日常生活の中で「何かおかしいな…」と感じる現象 が発生することがあります。これらのうち、窓やドアの不具合ではなく、商品の特性に関連して発生する 場合があります。ここでは発生する可能性のある現象について、商品の特性を踏まえて説明しています。
玄関のリフォームは、住まいの印象を大きく変えるだけでなく、断熱性やセキュリティの向上にもつながります。効率的なエネルギー使用により光熱費の削減が期待できるほか、安全性が高まることで家族全員が安心して生活できるようになります。
ドアの開閉が困難な場合は、まずヒンジの部分に問題がないかチェックしてみてください。ヒンジの調整や潤滑油の塗布で改善することが多いですが、それでも解決しない場合は、ドアや枠が歪んでいる可能性がありますので、専門家に診てもらうことをお勧めします。
はい、可能です。引き戸から開き戸への変更は、空間の使い勝手を改善し、デザインの更新を行う良い機会です。専門の施工業者に相談して、スペースに合わせた最適なドアを選んでください。
通気性を高める玄関ドアとしては、ルーバー付きのドアや、上部または下部に通気口が設けられたモデルがおすすめです。また、ガラス部分が開閉できるタイプのドアもあり、光を取り入れつつ風通しを良くすることができます。
防犯性を高めるには、マルチポイントロックシステムを備えたドアの選択が効果的です。また、窓の少ないデザインを選ぶ、または防犯ガラスを使用することで、侵入のリスクを低減できます。
玄関ドアを選ぶ際は、セキュリティ、断熱性、デザインを重視することが大切です。防犯性能が高い鍵システム、断熱材が内蔵されているか、また家の外観に合ったスタイルかどうかを確認してください。
引戸はスペースを有効に使えるドアで、開閉にスペースを取らず、狭い場所に最適です。通常のドアは開閉にスペースが必要ですが、防音や断熱性に優れているモデルが多いです。
浴室ドアは湿気や水に強い素材を選ぶことが重要です。また、プライバシーを守るために不透明なガラスやデザインが施されたものを選ぶと良いでしょう。
勝手口ドアには、多点ロックシステムや補助錠を設置することで、防犯性を高めることができます。また、窓のないデザインを選ぶ、または窓がある場合は防犯ガラスを用いると良いでしょう。
ハンガードアは、レールに沿ってスライドするため、床面を塞がずスペース効率が良いです。また、大きな開口部にも対応可能で、開放的な空間作りに貢献します。
玄関ドアの断熱性を高めるには、ドア自体の材質に注目し、断熱材が内蔵されているタイプを選ぶことが一つの方法です。さらに、ドア周りの気密性を高めるために、天候条やドアスイープを取り付けると良いでしょう。
引戸のレールは汚れやほこりが溜まりやすいため、定期的に清掃することが重要です。また、レールの潤滑を適宜行うことで、スムーズな開閉が保たれます。
浴室ドアが膨張したり、開閉が困難になったり、またはカビや損傷が見られる場合は、交換時期かもしれません。材質が劣化し始めると、防水性や耐久性が低下します。
勝手口ドアの断熱対策として、ドア自体の断熱性が高いものを選ぶ、または既存のドアに断熱材を追加する、周辺の隙間を密封するなどが効果的です。
ハンガードアの取り付けにあたっては、十分な耐荷重が確保されたレールシステムの設置が必要です。また、ドアが完全に開いた時と閉じた時の位置が適切に設定されているか、確認することが重要です。
はい、特に玄関ドアや勝手口ドアに自動開閉システムを設置することは可能です。これにより、荷物を持っているときや、小さなお子さんや高齢者がいるご家庭での利便性が向上します。
スマートロックを取り付けることで、鍵を持ち歩く必要がなくなり、スマートフォンや専用デバイスで簡単に施錠・解錠ができます。また、遠隔での管理が可能なため、外出先から家のセキュリティを確認できる利点もあります。
引戸は開閉にスペースを取らないため、限られた空間を有効に活用するのに最適です。リビングとダイニングの間に引戸を設けることで、必要に応じてプライベートな空間とオープンな空間を自由に切り替えることができます。
浴室ドアには防水性と耐湿性に優れた素材が必要です。PVC(ポリ塩化ビニル)やアルミニウム製のドアが最も一般的で、水に強く、掃除が簡単であるためおすすめです。
防音ドアは、特に音楽室やホームシアターのある家庭に適しています。ドアの厚みと材質が重要で、通常は密閉性が高く重い材料が使われます。リビングと子供部屋の間に防音ドアを設置することで、お互いの生活音の干渉を減らすことができます。
耐火ドアは、特にキッチンやボイラールーム、ガレージに接する場所に設置することをおすすめします。これにより、火事の際に炎や煙の拡散を防ぎ、家の安全を保護します。
ドアの色やデザインは、部屋の雰囲気を大きく左右します。明るい色は空間を広く見せる効果があり、ダークな色は落ち着いた印象を与えます。デザインに関しても、シンプルなものから装飾的なものまで幅広く選べるため、家のスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
ドアの損傷がひどい、断熱性や防音性が不十分になってきた、セキュリティを向上させたい、デザインを新しくしたいなどの理由でドアの交換を検討することが多いです。また、リノベーションの一環としてドアを変更することも一つのタイミングです。
ドアの耐用年数は、材質や使用環境、メンテナンスの頻度によって異なりますが、一般的には20年から25年は使用することができます。定期的なメンテナンスを行うことで、さらに長く使用することが可能です。
ドアのDIYメンテナンスでは、まず隙間風のチェックを行い、必要に応じてシール材を交換して気密性を向上させます。また、ヒンジの潤滑油を定期的に塗り、ドアノブや錠前の動作不良がないか確認することが重要です。これにより、ドアの寿命を延ばし、快適に使用することができます。
ドアクローザーはドアが自動で静かに閉まるようにする装置です。ドアの開閉速度や閉じる力を調節できるため、安全で使いやすい環境を提供します。
ドアクローザーの交換時期の兆候には、ドアが正常に閉まらない、開閉時に音がする、閉まるスピードが不規則などがあります。これらの問題が発生した場合、ドアクローザーの点検または交換が必要です。
フロアヒンジはドアの下部に設置される回転軸で、ドアがスムーズに開閉できるように支えます。特に重いガラスドアなどで効果を発揮し、安定した動作を保証します。
フロアヒンジのメンテナンスには、定期的にヒンジ部分の清掃と潤滑が必要です。汚れやゴミが溜まると動作が悪くなるため、適切なクリーナーで清掃し、専用の潤滑油を塗布してください。
ドアクローザーの調整は、通常、ドアクローザー本体にある調整ねじを使用して行います。閉じ速度や力の調整が可能で、ドアの大きさや使用状況に合わせて最適な設定を見つけることが重要です。
フロアヒンジの交換が必要な場合には、ドアの開閉が困難になったり、ドアが正しく位置に戻らない場合があります。また、異音が発生したり、ヒンジ部分に明らかな損傷が見られる場合も交換が必要です。
ドアクローザーとフロアヒンジを選ぶ際は、ドアのサイズと重さに適したモデルを選ぶことが重要です。また、設置環境(屋内か屋外か)や使用頻度も考慮し、耐久性のある製品を選んでください。
ドアチェックの主な機能は、ドアの閉まる速度を制御し、安全かつ静かにドアが閉まるようにすることです。これにより、ドアが強く閉まることによる騒音や損傷を防ぎます。
ドアチェックが故障している場合、ドアが急に閉まる、閉まる速度が不均一である、閉まりきらない、あるいは開きすぎて壁に当たるなどの症状が現れます。これらの症状が見られる場合は、ドアチェックの調整または交換が必要です。
ドアチェックの調整を自分で行う際には、ドアのサイズと重さに適合する設定であることを確認することが重要です。適切な工具を使用し、調整ネジを少しずつ回して、ドアの開閉が滑らかに行われるように調整します。過度の調整はドアチェックの寿命を縮める可能性があるため注意が必要です。
ドアチェックの寿命は、使用環境や頻度により異なりますが、一般的には5年から10年程度とされています。定期的なメンテナンスと適切な調整により、最大限の寿命を保つことが可能です。
ドアチェックの交換時期は、ドアの閉まる速度が一貫性を失ったり、ドアの閉まり具合に不満が出たりしたときです。また、物理的な損傷や漏れが見られる場合も交換をお勧めします。
ドアがうまく閉まらない場合は、まずヒンジの緩みがないか確認してください。ヒンジのネジが緩んでいる場合は、適切に締め直すことが必要です。それでも解決しない場合は、ドアが枠に対して歪んでいないか、またはドア枠が変形していないかをチェックし、必要に応じて調整または交換を検討してください。
ドアがキーキー音を発する主な原因は、ヒンジの摩耗や潤滑不足にあります。ヒンジに適切な潤滑油を塗布することで、ほとんどの場合、音を止めることができます。市販のWD-40やシリコンスプレーが効果的です。
古いドアの塗装を新しくするには、まず古い塗装を完全に取り除くことから始めます。サンドペーパーや塗装剥がし剤を使って古い塗装を除去し、表面を滑らかにした後、プライマーを塗ってから新しい塗料を塗ります。選ぶ塗料はドアの材質に適したものを選ぶことが重要です。
ドアの防音効果を高めるためには、ドア自体の厚みを増すか、防音材を追加するのが一般的です。特に、ドアの下部に隙間がある場合は、防音用のドアスイープを取り付けると効果的です。また、ドアの周囲に気密性を高めるシール材を追加することも、音漏れを減らすのに役立ちます。
ドアのセキュリティを強化するためには、高品質のロックシステムの取り付けが基本です。多点施錠システムや、ピッキングに強いシリンダーを選ぶことが推奨されます。また、ドアフレームを補強することや、窓付きドアの場合は防犯ガラスを使用することも、防犯性を高める方法として有効です。
ドアの隙間が大きい場合は、隙間テープやウェザーストリッピングを使用して隙間を塞ぐことをお勧めします。これにより、外からの空気の侵入を防ぎ、冷暖房の効率を向上させることができます。
ドアが硬い場合は、まずヒンジの潤滑を試してください。市販の潤滑剤をヒンジに適用することで、ドアの動きがスムーズになります。また、ドアが枠に引っかかっている場合は、ドアや枠の微調整が必要かもしれません。
鍵が回りにくい場合は、錠前にグラファイトパウダーを吹き付けることで改善されることがあります。また、鍵穴が汚れている場合は、専用のクリーナーで清掃してみてください。それでも改善されない場合は、錠前自体の交換を検討することをお勧めします。
玄関ドアには、セキュリティと歓迎の両方の観点から、適切な照明を選ぶことが重要です。屋外用のLEDウォールライトや、動きを検知するセンサーライトがお勧めです。これにより、夜間の視認性と安全性が向上します。
ドアの外観を手軽に改善する方法としては、ドアの塗装を新しくするか、ドアハードウェア(ドアノブやハンドルなど)を交換することが効果的です。また、ドアのアクセサリー(ドアノッカー、キックプレートなど)を追加することでも、見た目を大きく変えることができます。
素材の選択
ドアの素材は耐久性、メンテナンスの必要性、見た目に大きく影響します。木製ドアはクラシックでエレガントな見た目ですが、天候による影響を受けやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。ファイバーグラス製のドアは耐久性が高く、メンテナンスが少なくて済みます。また、スチール製のドアはセキュリティ性が高く、コストパフォーマンスに優れていますが、木製やファイバーグラスに比べて外観の多様性は少ないかもしれません。
エネルギー効率
ドアの断熱性は、エネルギーを節約する上で重要です。断熱性の高いドアや、熱を逃がさないように設計されたエネルギー効率の良いドアを選ぶことをお勧めします。特に極端な気候の地域にお住まいの場合は、この点が特に重要です。
セキュリティ機能
高品質の錠前やデッドボルト、最新のスマートロックなど、セキュリティ機能も重要な選択基準です。特にスチール製のドアはその強度とセキュリティ機能で評価されています。
スタイルとデザイン
ドアのデザインは家の建築スタイルに合わせるべきです。モダンまたは伝統的な外観を好むかによって、ガラスがはめ込まれたドアやソリッドウッドのドア、装飾的なデザインなど、選択が変わってきます。ドアの色や仕上げも家の外観を引き立てる重要な要素です。
設置の考慮事項
ドアの適切な設置は、その機能性と効率性を保証するために重要です。適切な設置を保証するためには、プロの設置サービスを利用することが推奨されます。
予算
ドアは価格範囲が広いため、予算を設定してから選ぶと良いでしょう。長期的なコストを考慮し、エネルギー効率やメンテナンスの要件を満たすドアを選ぶことが重要です。
窓を閉めきった時のすき間をふさぐために、枠や窓にはパッキンな
どの気密部品を取り付けています。強風や季節風などによって室
内外に気圧差が生じると、この気密部品の接触部分から、すき間風
が発生します。これは自然現象のひとつであり完全になくすことは
できません。
また、換気扇を使用した場合は、強制的に空気を室外に排出する
ため、気密材と枠または窓の接触
部分から空気が入ることがありま
す。
ただし、すき間風があまりに激しい
場合は、窓各部の調整が不十分で
あることが考えられますので、調
整をお願いします。
窓を閉めきった状態で換気扇を使用した場合、強制的に空気が室
外に排出されるとともに、同じ量の空気が窓のすき間などから室内
に入り込もうとします。気密部品と枠または窓の接触部分を通り抜
ける空気が、笛を吹く状態と同じ現象を起こします。これを「笛鳴
り現象」といいます。これは自然現象のひとつであり完全になくす
ことはできません。また、強風時
や高層マンションのように常時風
が吹き抜ける所においても笛鳴り
現象が起こることがあります。
ただし、「笛鳴り現象」は、窓各部の
調整が不十分である時にも生じま
すので、調整をお願いいたします。
結露は、室内外の温度差が大きく室内の湿度が高い場合、季節を問
わず発生します。これは自然現象のひとつであり、窓の不具合では
ありません。また、室内の環境状況によっては、断熱窓を使用してい
ても結露が発生する場合があります。
結露が発生した場合は、乾いた布ですみ
やかにふき取ってください。
結露を完全になくすことはできません
が、できるだけ発生を抑える方法として
下記の点を心がけてください。
過度な加湿の防止(上限60%) 換気の促進
室温を適温に保つ 空気の流れをよくする
『脱・結露のススメ』というパンフレットをご用意しております。
ご希望の方は当社お客様相談室までご連絡ください。
( 0120-20-4134)
玄関ドア・引戸は表面積が大きいため、太陽
光を直接受ける室外側と、受けない室内側
で温度差が生じやすくなります。この温度
差に伴い室内外面にわずかなゆがみと、た
て横・大小の構成部材間で異なる熱膨張と
が重なって摩擦が生じ、「パキパキ」「ギシギ
シ」などの異音が発生することがあります。
このような音鳴り現象は、気温・立地条件・季節・使用材料の特性な
どの違いにより起こる不可抗力現象で、玄関ドア・引戸の不具合に
よるものではありません。
音は、日が高くなって外気温が上がったり、日がかげると自然に止
みます。
断熱ドア・引戸は室内外の温度を伝えにくい構造になっているた
め、日差しや室内外の温度差により、ドア・引戸本体室外側の面と、
室内側の面で伸びる量に差が生じます。
これにより、反りが発生する場合がありま
す。立地条件、ひさしの形状により反り量
は一定ではありません。
一時的な現象であり、ドア本体の室外側と
室内側の表面温度差が小さくなると元に
戻ります。
強風雨時など、ドア・引戸から雨水が浸入することがありますが、商
品の不良ではありません。
玄関は、ポーチ屋根により通常の風雨は防げますが、濡れたり、汚
れた靴で入ることを想定して土間仕上げ
となります。居室に使用される窓と同等の
水密性能は、玄関には施されていません。
また、ドア・引戸の施錠機構は、窓に採用さ
れているような枠と窓を密着させて雨水
浸入を防止する引き寄せ構造にはなって
いないのが一般的です。
商品をご使用中、ドア全体が熱くなることがありますが、これは玄
関ドア本体に長時間直射日光が当たることによる表面温度の上昇
です。ドアの表面やハンドル等で、特にブ
ラック・ブラウンなど色の濃い商品ほど表
面温度が上昇します。
直射日光が強い時間帯はやけどをするお
それがありますので、開閉の際はご注意く
ださい。
玄関ドア・玄関引戸などの扉表面材はカラー鋼板(表面に樹脂塗料
を塗布し、意匠性を高めた鋼板)を使用しているものがあります。
これらの商品は、ご使用いただいている間に紫外線・風・熱・雨など
様々な環境要因によって少しずつ色や艶があせて、建物の外観に
即した落ち着いた風合いになっていきます。
さらに長い期間が経過すると、樹脂塗料の塗膜が劣化して白っぽ
いチョークの粉をふいたような状態になることがあります。これは
「白亜化現象(チョーキング)」と呼ばれる、カラー鋼板の特性によ
る経年劣化です。
経年劣化による白亜化現象(チョーキング)の進行を遅らせる
ポイント:
ドアの表面に付着した汚れを早めにお手入れする。
ガラスは熱によって膨張する性質をもっています。直接日射を受ける部分と、窓枠などの中に隠れている部分とで、温度の差が生じるため、熱膨張にも差が生じます。
この熱膨張差が、そのガラスのもっている「強度」を超えた場合、ガラスが割れます。これが網入りガラスに多く見られる「熱割れ」と呼ばれる現象です。
ガラスに割れが発生した場合、すみやかにガラス交換を依頼してください。
熱割れを予防するポイント:
ガラス面にカーテンやブラインドを密着させない。
暖房・冷房の温風・冷風をガラスに直接当てない。
ガラス面に紙を貼ったり、ペンキを塗ったりしない。
室内に熱だまりをつくらない。
複層ガラス面に反射して映る像がゆがんで見えることがあります。複層ガラスの中間層は密閉された構造のため、温度や気圧の変化などによって内部の空気の収縮や膨張が起こります。
これにより、ガラスが湾曲し、ガラス表面に反射して映る像がゆがんで見えます。
特にLow-E複層ガラスでは、反射率が高いためゆがみが目立つことがあります。
ステンレスは、表面に独特の保護皮膜が形成されます。この皮膜
は、空気中の酸素が触れている間は優れた耐食性を示す性質を
もっていますが、ステンレス表面が汚れると、酸素との接触が妨げ
られるのでさびが発生することがあります。
そのため、特に次のような場合は、さびが発生しやすくなります。
①塩素系の洗剤がステンレス部に付着した場合
②海岸沿いなどの環境において塩分が付着した場合
③他の物のさびがステンレス表面に付着した場合(「もらいさび」)
などさびが発生した場合は、台所用クレンザー、市販のステンレス
用清掃薬剤などでこすり落としてください。この場合、表面にこす
りキズがつくことはさけられません。
「もらいさび」が落ちない場合は、さびが進行し、ステンレス自身に
さびが生じたものと考えられます。
さびを予防するポイント:
いったん発生したさびは落とすことが難しいため、日頃から中性
洗剤(1~2%の水溶液)で、こまめにお手入れをする。
ガス給湯器などからの排気ガスが、アルミ部材の塗膜のはがれな
どの表面異常の原因となることがあります。
ガス給湯器などの排気ガスの成分には、微量ながら硫黄分が含ま
れている場合があり、この硫黄分が空気中や排気ガスの水分と化
学反応を起こして、亜硫酸、硫酸のような強い腐食性の酸をつくる
ことがあります。これらの酸が塗膜表面
に付着すると、塗膜自体を劣化させ、塗
膜の下のアルミに達し、アルミとの化学
反応によって塗膜はがれなどの表面異
常を引き起こすことがあります。
また、ガス給湯器や車の排気ガスが直接
当たらなくても、周辺の通気が悪く、排
気ガスが滞留するような場所にアルミを
使用した場合でも、塗膜のはがれなどが
起こるおそれがあります。
腐食を予防するポイント:
ガス給湯器および車の排気ガスが直接アルミに当たらないよう
にする。
排気口近辺にアルミ製品を設置する場合は、こまめにお手入れ
し、周辺の通気を確認したうえで使用する。
商品の特性上、結露水などにより窓やドアの表面に白い結晶が発
生する場合があります。
この白い結晶は無害であり、水拭きでふき取ることで除去できます。
殺虫剤などの薬剤が付着すると、ひび割れやはがれが発生するお
それがあります。
殺虫剤などの薬剤を樹脂表面に塗布・散布し付着させないように
注意してください。
片引き窓・引違い窓・引違いテラス戸の下枠に雨水がたまることが
あります。
これは、窓の水密性能を保持するために構造上必要な状態であり、
不具合ではありません。
窓を閉めた状態で雨が室内側へ入らないよう、窓・枠にはパッキン
などの気密部品を取り付けています。これは、強風を伴う降雨時を
想定した所定の水密性能を確保するためのものですが、窓・枠のす
き間を完全に密閉するものではありません。
清掃時に、ホースや高圧洗浄機などで強く水をかけたり、下から上
方向に水をかけたりすると、室内側へ水が入る場合があります。こ
れは、水の勢いが強かったり、上方向に水をかけたりしたことで、通
常の降雨を想定した窓の水密性能を超える状況となったことによ
るもので、窓の不具合ではありません。
清掃時は、草花に水やりする程度の水流で、下方向にシャワー状の
水がかかるように散水してください。